越日大学 優秀な人材の輩出に期待

グウェンスアンフック首相は、越日大学を社会的に優秀な人材の育成に重点を置いた国際レベルの研究大学にするよう促しました。

15日月曜日に越日大学を訪れた首相は大学側に、教育と研究を両立させ、ビジネス社会との繋がりを強く保ちつつ、学生たちの将来へのビジョンや技術を育成するようにも求めました。

首相は、ベトナム社会のニーズに合った、柔軟かつ創造的で効果的な大学教育プログラムの必要性を強調しています。

また、開発モデルを完成させ、他のハノイ国家大学の傘下大学としっかり連携し、運営システムを遂行するようにも提案しました。

大学は開かれた環境を作らなければいけないし、第4次産業革命の流れに乗り、広く一般に普及した教育モデルとなる必要があるとも述べています。

特別支援プログラムを提供するなどして、優秀な科学者や運営陣の育成に重点を置く必要があると首相は考えています。

研究活動は越日両企業からの要請に合わせて行われるべきと考えており、また越日両企業からの要請に合わせる形で卒業後の就職場所の確保や紹介が行われるべきだとも考えております。それらの実現をさせるべくベトナム企業や日系企業とのパイプがある人材紹介会社などとの協力も行っていくとしています。

日系企業やベトナム企業に紹介している人材紹介会社。
キャリアリンクベトナム
https://kyujin.careerlink.asia/vietnam
S-SEIKO
http://www.s-seiko.biz/

首相は、関連省局がさっそく大学建設のために日本からODAを得る手続きを終えようとしていることを明かしました。また、大学を越日間の広範囲に及ぶ戦略的パートナーシップの象徴として発展させるよう日本側と協力することを誓いました。

越日大学は、2014年7月21日、地域、国際レベルの施設となることを目的に創設されました。学生はそこで、越日両教育部門の強みや価値と同じく、国際レベルの教育の進展を享受できるのです。

同大学は、ハノイ国家大学からの大きな支援とともに、日本の東京大学、大阪大学、筑波大学を含む30の有名大学の援助を受けています。

古田元夫学長によると、越日大学の大きな特徴の一つは、高度技術、分野間連携科学、ベトナムが必要としている分野の研究に焦点を当てていることだそうです。

予定では、大学は2020年には修士・博士課程をスタートさせます。