ハノイの交通株式会社(トランセルコ社)は、8日木曜日、郊外へ向かう新規バス路線2つの運航を開始しました。これまで運行されていなかったナムタンロン−スアンホア間と、ニャードー公園−ドンアイン間です。
トランセルコ社のグェンコンニャット取締役は、新規に運航を開始する2路線は、これまで運行していなかったドンアイン県のバックホンやグェンケコミューン、ソックソン郡の
ミントリコミューンなどの地域に繋がると話しました。
ナムタンロン−スアンホア間の95番線は、ハノイ第二師範学校と、12の総合大学、単科大学、ソックソン郡近郊にあるスアンホアタウンの住宅街とハノイを繋ぎます。ナムタンロン停留所が始発で、終点はハノイ第二師範学校です。1日89便、20〜30分に1便の運航となります。各バスの定員は60名で、片道8千ベトナムドン(35米セント)です。
ニャードー公園−ドンアイン間の96番線の始発はカウギアイ区のニャードー公園で、終点はドンアイン県の越韓職業訓練学校です。こちらも1日89便、20〜25分に1便の運航で、運賃は9千ベトナムドン(40米セント)となります。
ニャット取締役は、公共輸送機関の主要組織としてトランセルコ社は、同社のバス路線を発展させ、その接続性を改善していくと話しました。同社ではさらに14の新規路線の運航を予定しており、ハノイを訪れる海外からの観光客への市街地バスツアーも試験的に行う予定です。次回は新規で合計200台のバスを運行することになると同取締役は述べました。
運航開始のセレモニーでトランセルコ社は、10月10日にバス会社とタンダット海運商事サービス株式会社で95番線と96番線の管理運航を開始すると話しました。
また、同社は全ての企業に対し、今月末までに3つ、年内にはさらなるバス路線の運航をスタートさせられるような設備と人材を確保しておくよう求めています。
昨年はタクタット、フォックオアイ、スアンマイ、ホアラックなどの郊外地域への7つの路線を導入しています。同社はサービス向上のために最新設備の新しいバスを127台購入しました。